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2015年4月21日火曜日

「チャレンジ」

昨年末に、「事務所の刑事事件以外に、個人の弁護士として、新しい分野に挑戦したいことがある」という旨の記事をかきました。
内容は申し上げていませんでしたが、いま書きます。

「新しい分野」とは、ずばり、「テニスに関する法律業務」です。

このブログでも紹介した通り、私の最大の趣味はテニスです。
心の底からテニスが好きだと思います。
しかし、私にはテニスの才覚はありませんでした。
少なくとも、テニスを生活の糧とするような力はありませんでした。
私は法律の道を選びました。
法律の勉強を始めてみて、私は法律が得意だと思いました。
司法試験を受け、法律の専門家になりました。

私はテニスが好きです。
テニスというスポーツ自体を応援したいと思っています。
ですが、私がいくらテニスをやっても、テニスを直接支援することはできない。
テニスを見て選手のウンチクを垂れても、だれも得しない。
それなら、自分の専門性をテニスというスポーツの応援に活かすことはできないか。
こう考えたわけです。

テニスにも、たくさんの法律問題があります。
テニス中の事故、用具の売買と言った身近な問題から、テニスクラブの経営にまつわる、労使問題や不動産などの問題。
選手の育成のために伴う契約・法律問題。
もっと話を大きくすれば、プロ選手と用具メーカーなどとのスポンサー契約。
こうした場面それぞれに、法律家がかかわる余地があります。

一般的な契約問題でも、私なら、ほかの弁護士よりもテニスの現場を知っているかもしれない。
小さなことからでも、テニスに関係する人たちが法律的な問題で困っていたら助けたい。
そうすれば、すこしずつでも、日本のテニス界がよくなるのに貢献できるかもしれない。
日本から、世界で活躍できるような選手が出てくるための、一翼を担えるかもしれない
・・・・
と、妄想は膨らむばかりですが、とにかく、自分が好きなことに、自分の専門性を活かしてかかわることができたら、とても有意義なことだと思うのです。

まだまだ、種をまき始めたばかりですが、いろいろとトライしていこうと思います。
刑事事件は引き続き得意分野として極めていくつもりですが、個人的な分野として、少しずつでも、弁護士としてテニスに関わっていきたいと思います。